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牛形犠尊 2007.03.22更新
【和:ぎゅうけいぎそん】 |
【中:Niu xing yi shun】 |
春秋戦国>牛形犠尊
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牛形犠尊は春秋戦国時代(紀元前6世紀)の青銅器である。長さ58.7×高さ33.7センチ1923年 山西省渾源県陳李村出土
犠尊は、古代に使われた酒を温めるための器。写真の通り、水牛の形をしていて、首と背中に計3つの穴がある。真ん中の大きな穴に酒の入った器を置く。前後の穴には、酒を温めるためのお湯を注ぐ。
商や周の青銅器で、このような構造のものは極めて珍しい。落ち着いた造型で、文様が美しく、特に注目に値するのは、鼻輪がついていることだ。これは、春秋時代に、すでに、牛に鼻輪をつけて飼いならしていたことの証拠であり、中国家畜飼育史を研究する上での貴重な実物資料となっている。出所:「人民中国」魯忠民
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