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巴蜀文字 2007.04.05更新
【和:はしょくもじ】 |
【中:Ba shu wen zi】 |
春秋戦国>巴蜀文字
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戦国時代において、四川盆地で製作された青銅器上に見られる符号類を、一般に巴蜀文字と称する。文字と称されるものではあるが、巴蜀符号・巴蜀図語。巴蜀図騰など多くの別名がある。こうした名称は記号や図を示すものであり、名称からは文字ではないということを示している。実のところ文字なのか符号か図像なのか、多くの論争を経てもいまだ決着がついていない難物がその正体である。では、いつどこで使用されたものなのか。それは巴蜀地域の戦国墓から出土した、青銅製の兵器・楽器・工具。生活具・印章などの表面に鋳造・刻造された文字である。巴蜀文字の出土数は銅器で一千件を越えて見られるが、近似形や組み合わせ体によって整理され、おおよそ百五十種程度に分類されている。出所:「よみがえる四川文明」
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