北京市の天安門広場東側にあり、もとの中国歴史博物館と中国革命博物館からなり、歴史と芸術をはじめ、中華民族の悠久な文化と歴史を系統的に展示する総合博物館である。2003年2月28日に創設、建築面積は6万5000平方メートル。もとの中国歴史博物館は中国ではじめての公立博物館であり、その前身は1912年7月9日創立の「国立歴史博物館設置準備処」で、収蔵されている文物は40万点余りもあり、出土文物、貴重文化財、貨幣、民族文化財、文献拓本などが含まれ、展示品は170万年前の元謀人から1912年の最後の封建王朝が幕を閉じるまでのさまざまな文化財と資料が9000余点もある。もとの中国草命博物館は収蔵品が12万点余りもあり、そのうち一級品は2224点で、1840年のアヘン戦争から1950年に至るまでの中国の近代革命のさまざまな資料が収蔵されている。このほか油絵、中国画、スケッチ、彫塑などの芸術品が270点余り収蔵されており、あるものはすでに後世に伝えるための貴重な存在となった。
同博物館は現在改築、拡充工事を進めているが、2007年末に完工の予定で、工事終了後の建築面積は15万平方メートルとなり、中国の古代から現代までの貴重な文物、文化財を系統的に収蔵、展示し、中華民族の偉大な歴史、沿革と光り輝く文化を全面的に展示し、世人に知ってもらうとともに、世界の文明と優れた文化をも紹介する。出所：中国の博物館案内

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