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北京古観象台 2007.05.14更新

北京古観象台

【和:ぺきんこかんぞうだい
【中:Bei jing gu guan xiang tai
研究機関|明・清>北京古観象台

  北京市東城区建国門近くの立体交差橋南西側の東裱褙胡同2号一帯にあり、中国の古代天文観測器具と古代天文学の成果を展示するための自然科学類の遺址博物館であり、1956年に正式にオープンした。国の重要文化財保護指定を受けている。
古観象台はもとは観星台と言われ、明・清の時代の天文観測センターであり、明の正統7年(1442年)に築造が始まり、世界で最も古い天文台の一つであり、既存の天文台の中で最も長期間連続的に観測が行なわれていた天文台の一つでもある。同古観象台は高さ14メートルのれんがづくりの観星台と紫微殿、漏壷房、晷影房などからなり、敷地面積は1万平方メートル、建築面積は3800平方メートル。灰色のれんがづくりの観象台の上には8点の大きくて精緻な清代の天文観測器具が展示されており、いずれも青銅製のもので、ほんものそっくりである。いまでも、一部の器具は実際に天文を観測できる。
三階の展示室には「中国古代天文学成果展」があり、観象台の下の四合院式建物には紫微殿、東相房、西相房、晷影房の四つの展示室がある。そのうち、暑影房は明、清の天文学者が日の影によって時間を計測するところであった。出所:中国の博物館案内

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