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北京大葆台前漢墓博物館 2007.05.15更新
【和:ぺきんだいぼうだいぜんかんぼはくぶつかん】 |
【中:Bei jing da bao tai qian han bo wu guan】 |
研究機関|秦・漢・三国>北京大葆台前漢墓博物館
北京市豊台区花郷郭公庄の南にあり、2000年前の前漢広陽の王の劉建(紀元前73-紀元前45年)の地下宮殿遺址とユニークな特色を持つ皇帝陵遣址博物館であり、敷地面積は1万8000平方メートル。地下宮殿は規模が大きく、漢の「天子制」、即ち前漢皇帝のための最高クラスの埋葬体制によるもので、歴史上「梓官、便房、黄腸題侯」と呼ばれた。地下宮殿は数百立方メートルのコノテガシワ、クスノキなど貴重な材木を使って築造され、南北方向の長さは23.2メートル、東西方向の幅は18メートル、地面からの深さは4.7メートル。墓内の副葬物は車3台、馬11頭、出土文物は、銅器、鉄器、玉器、漆器、メノウの器、金メッキの器、陶器、絹織物など1000余点がある。この地下宮殿遺址と車馬遺址は現在中国で最もよく保存されている前漢墓の遺址で、中国の漢文化と北京の歴史を研究するための貴重な実物資料である。
同館の主な展示内容は「地下宮遺址と出土文物」、「中国歴代皇帝陵展」、「漢墓発見30周年記念展」で、このほか漢代の壷投げ礼儀、考古学シミュレーション、漢文化の娯楽など参観者も参与できるイベントがあり、観光客は漢代の人びとの日常生活を実際に体験することができる。出所:中国の博物館案内
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