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河姆渡遺址博物館 2007.05.29更新
【和:かぼといせきはくぶつかん】 |
【中:He mu du yi zhi bo wu guan】 |
研究機関|新石器時代>河姆渡遺址博物館
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浙江省余姚市河姆鎮の浪墅橋村にあり、河姆渡遺址文化を研究、保存するために1993年5月に落成してオープンした遺址博物館である。建物の造形は7000年前の河姆渡の「らんかん式」建築物の風格、「長い屋根・短いひさし・高い床」の特徴をもとにして設計されたものである。
河栂渡遺址は中国南東沿海地域の最も早期の新石器時代の遺址で、年代は紀元前5000年一紀元前3000年と言われている。この遺址には濃厚な長江以南の水郷の特色があり、すでに6700余点の文物が出土しており、農業、牧畜、建物、紡織、芸術などの学科および中国文明の起源を研究するうえで貴重な実物資料である。この博物館は文物陳列館と遺址公園の二つの部分からなり、基本的な展観として二つの展示ホールがあり、第1展示ホールは400余点の出土文物を陳列しており、写真、図表、模型などによって遺址の情況を紹介している。第2展示ホールは「稲作経済」の展示で、稲作農業と漁労・狩猟の模様を反峡したもので、実物としては7000年前の人工栽培の稲と写真が展示されている。第3展示ホールは河姫渡の人たちの「住居と生活Jと「原始的芸術Jを反映したもので、建築史上の奇跡と言われるらんかん式建築材料と加工道具が展示されている。展示されている芸術品の中で、最も珍しいのは象牙の彫刻品であり、そのなかには、遺址のシンボルである「二島朝陽」(太陽に向かう二羽の鳥)の蝶形器がある。出所:中国の博物館案内
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