考古用語辞典 A-Words

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斉国古城遺址博物館 2007.06.12更新

斉国古城遺址博物館

【和:さいこくこじょういせきはくぶつかん
【中:Qi guo gu cheng yi zhi bo wu guan
研究機関>斉国古城遺址博物館

  山東省溜博市臨溜区の齊都鎮にあり、周代の頃に齊国の都であった。1961年に国務院の第一陣の重要文化財保護指定を受けた。
この城には城門が13もあり、道路が縦横に交錯し、用水、排水、防禦システムがよく整えられており、遺址もたくさんあり、製鉄、製鋼、貨幣の鋳造など数多くの作業場跡が発見されている。古城は大きな城と小さな城からなり、大きな城の南北方向の長さは約4.5キ口、官吏、平民、商人の居住区で、郭城ともいい、大量の手づくり作業場もあった。小さな城は大きな城の南西の隅にあり、君主の住んでいたところで、宮城ともいい、その北東の隅では大きな城の南西隅へと伸びており、南北方向の長さは2キロ、東西方向の幅は1.5キロ。大きな城では春秋時代の斉国の君主の墓が2カ所発見されており、なかでも、中国の建国後における重要な考古学的発見の一つである殉馬坑は、斉国の25代目の君主斉景公の墓で、副葬として馬が600匹以上も葬られ、「東方の奇観」といわれている出所:中国の博物館案内

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