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桃源仙境図 2007.06.17更新
【和:とうげんせんきょうず】 |
【中:Tao yan xian jing tu】 |
明・清|彫刻・書画>桃源仙境図
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天津博物館所蔵品
2003年、千葉市美術館に展示されました。
『桃源仙境図』は、絹本で青緑色。人世から遠く離れた隠居生活を描いている。峰が重なりあい、高くて遠い、奥深くてひっそりしている感じ。山間に雲や霧が立ちこめ、仏閣が隠れては現れる。近いところには川と木造橋、まれに松がねじまがり、景色は上品で、人間の仙境を表している。芸術表現の上では、輪郭が精工で、細かい部分もはっきりと描いている。人物を主に描き、色彩を多く使い更に人物を際立たせている。これは画家が人物画や山水画に深く精通していることを表している。作者:仇英(1493-1560):字は実父。号は十洲。江蘇省太倉県の出身。ペンキ工匠の出身で周臣に絵画を学び、山水、人物、仕女などが巧みである。
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