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日己銅觥 2007.07.16更新
【和:にっきどうこう】 |
【中:Xing tong bian zhong】 |
殷・周時代|青銅器>日己銅觥
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西周
1963年陝西省扶風県斉家村出土
青銅
高さ32cm、長さ33.5cm、腹深12cm、重さ9.4kg
険西歴史博物館
觥は全体を怪獣の形に作った酒器で、首から背中が蓋になっているものをいう。この觥の背中部分には小さな龍があしらわれ、台の四壁には大きな巻角の獣が描かれている。また背中の小龍の両側には鳳が飾られている。全体を様々な文様で飾るが、器全体からはユーモラスな印象を受ける青銅器である。器体と蓋には同文の銘文があり、父親のためにこの觥を作った旨が記されている。釈文の要約は以下の通り。
父の日己のためにこの青銅器を作る。子々孫々、永年宝のように大事にしなさい。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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