考古用語辞典 A-Words

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(金辺)襄嵌宴楽採桑攻戦紋銅壷 2007.07.18更新

(金辺)襄嵌宴楽採桑攻戦紋銅壷

【和:じょうがんえんがくさいそうこうせんもんどうこ
【中:Xiang qian yan le chai shang gong zhan wen tong hu
春秋戦国|青銅器>(金辺)襄嵌宴楽採桑攻戦紋銅壷

戦国
1965年四川省成都市百花潭出土
青銅
高さ40cm、口径13.4cm
四川省博物館
銀で象嵌を施した酒器である。蓋と器全体に細かい図柄があり、側面の図柄は3本の突帯によって3段に分けられる。蓋には12頭の獣、最下部の第4段には獣を狩る様子が描かれている。把手より上の第1段には、射弓の儀式(左部)と男女が桑の葉をとる姿(右部)、第2段には2階建ての家屋で鐘や磬を鳴らし、宴会の準備をする者と外で武器を手に舞をする者(左部)、いぐるみ(紐付きの矢)を使った狩猟の様子と射弓(右部)が見える。第3段は水陸の交戦図で、城壁の上の兵士とはしご車の兵士が戦う様子(左部)、2艘の軍船が向かい合い戦闘する様子(右部)が描かれている。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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