考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

銅矢箙(一号銅車馬付件、附銅矢十本) 2007.07.20更新

銅矢箙(一号銅車馬付件、附銅矢十本)

【和:どうしふく
【中:Tong shi fu
秦・漢・三国|青銅器>銅矢箙(一号銅車馬付件、附銅矢十本)


1980年陝西省西安市臨潼区秦始皇陵銅車馬坑出土
青銅
平首矢:長さ35.4㎝、尖首矢:長さ35.2㎝、矢箙:長さ38.0㎝
陝西省秦始皇兵馬俑博物館
銅矢箙は秦始皇帝陵の墳丘西から出土した一号銅車馬の付属品である。箙(えびら)とは矢を入れる箱のことで、直方体で上には蓋がついており、開け閉めができるようになっている。外側には幾何学的な文様が施され、白・青・紅・黒・黄の5色で彩色されている。左右両端の鼻緒には鎖がつけられ、降車の際にも肩にかけ、持ち運ぶことができる。出土時には54本の矢が入っており、矢には先のとがったものと平らになっているものの二種類がある。出所:「世界四大文明・中国文明展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.