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陶牛 2007.07.20更新
前漢
1992年陝西省咸陽市陽陵陪葬墓園9号墓1号坑出土
陶製
長さ71㎝、背幅24cm、高さ39㎝
陝西省考古研究所
陽陵の陪葬坑からは多くの動物俑が出土している。動物俑には鮮やかな彩色が施され写実的である。漢代の家畜は馬・牛・豚・犬・鶏の六蓄に代表されるが、皇帝の陵墓にこうした家畜俑が陪葬されたのは、平和で豊かな景帝の治世を象徴している。中国で一般的な牛は黄牛である。改良が進んだため、背中のコブが退化している。木製の角は朽ちてしまい、角をさしたあなが耳の横に残っている。古代では、牛は耕作や車の牽引に用いられた。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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