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銀盤 2007.07.22更新
奏
1979年山東省淄博市大武郷窩托村出土
銀器
高さ5.5cm、口径37cm、重さ1705g、容量4100ml
中国国家博物館
この銀盤は龍鳳文が施され、金でメッキがされている。出土地は前漢斉王墓の副葬品坑であるが、漢代の製造ではない。底面と縁の裏側に①~①の文字が刻まれ、字形や度量衡の数値、工人名の違いから、刻された時間や場所が異なることがうかがえる。⑥に秦の統一後の始皇三十三年とされる年号があるため、秦代のものとも言えるが、これほど精巧な器が奏の技術で制作したと考えにくい。恐らく、秦の単位とは異なる⑦の数値やその技術の高さから、この器は戦国期Jに東方六国で作られ、秦漢時代にかけて移動し、最終的に斉国へと流入したのであろう。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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