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戴人戴鼎陶鳥 2007.07.22更新
【和:たいじんたいていとうちょう】 |
【中:Dai ren dai ding tao niao】 |
秦・漢・三国|陶磁器>戴人戴鼎陶鳥
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前漢
1969年山東省済南市無影山出土
陶製
高さ53.5cm
山東省済南市博物館
鳩の翼に鼎と3人の人物が載っている。前方の二人は冠をかぶった官人で、向き合って拱手(右手で左手の拳を握り、胸元で上下させる礼法)し、後方の人物は両手で蓋を支えている。漢代の人は鳩を長寿をもたらす吉祥の鳥だと考えていた。鳩の背負う鼎に食事を盛って埋葬し、あの世でも死者が安寧に暮らせることを願ったのであろう。あるいは、帰巣の習性を持つ鳩は、死者の魂をのせてこの世とあの世を往来する神島だと考えたのだろうか。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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