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侍衛木俑 2007.07.22更新

侍衛木俑

【和:しえいもくよう
【中:Shi wei mu yong
秦・漢・三国|彫刻・書画>侍衛木俑

前漢
1975年湖北省荊州市鳳凰山167号墓出土

高さ47cm
湖北省荊州市博物館
戦国時代の楚の都、紀南城の中には200近い漢代初期の鳳凰山墓群が発見されている。墓に木彫りの従者俑を埋葬するのが楚地域の伝統で、この墓の棺の傍らには24体の侍女や奴婢の木俑が整然と並べられていた。髭をはやし、黒い深衣を着ているのが「謁者」(円衛)で、先の丸い、くつを履き冠をかぶっている。両手には戟をもっていた。髪を長くたらし、紅い深夜を着ているのは「責(側)侍」(侍女)で、先が二つに分かれた靴とを履いている。2体の男女俑は、袖の長い深衣を着ており、冠やくつの違いを除けば、衣服に男女の差はみられないのがこの時代の特徴である。被葬者の婦人に仕えていた従者をかたどったものである。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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