考古用語辞典 A-Words

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青瓷対書俑 2007.07.26更新

青瓷対書俑

【和:せいじたいしょよう
【中:Qing ci dui shu yong
晋・南北朝|陶磁器>青瓷対書俑

西晋(永寧2年/302年)
1958年湖南省長沙市金盆嶺墓出土
磁器
高さ17.2cm
湖南省博物館
儒者や文官がかぶる進賢冠をつけ、机に相対し正座している。一人は右手に筆、左手に幅広の水簡を持ち、もう一人は木簡を横に結びあわせた簡冊(書籍)を手に取っている。二人の間には、筆置さ・硯をのせた案(文机)が見える。一人の読みあげる文を他方が書き写しているようである。当時は紙が普及しはじめ、王義之の紙による「書」が成立する時期にあたるが、政府の公文書にはのような耐久性のある木簡や竹簡が引き続き用いられていた。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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