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張噉鬼造像碑 2007.07.26更新
【和:ちょうたんきぞうぞうひ】 |
【中:Zhang dan gui zao xiang bei】 |
晋・南北朝|彫刻・書画>張噉鬼造像碑
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北斉(天保10年/559年)
1963年河南省襄城県出土
石
高さ110cm、幅58.5cm、厚さ10cm、重さ約100kg
河南省博物館
最上部(碑額)に4龍をかたどり、石碑に仏像を掘り込んだもの。全体は3段に分かれる。最上段には一仏ニ菩薩が見える。第二段は、右の帳に塵尾(扇)を持った維摩居士、左の帳に文殊菩薩、中央に菩薩や弟子を配し、維摩と文殊が仏教上の論議をかわした故事(『維摩経』を再現する。第3段は、アーチ型の帳のもとに、裳を台座に長く垂らす釈迦像と脇侍菩薩二体、菩薩二体、弟子ニ体、菩薩と同じ服装の力士二体が彫り込まれている。碑の裏側の上部には、釈迦が人生の問題に悩み29歳で出家を決意して城を離れる故事(『出家鍮城』)を浮き彫りにする。碑陰の上段に造像題記、下段と表の左右に碑を建てた人物の名が刻まれる。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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