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阿育王石立像 2007.07.26更新
【和:あいくおうせきりゅうぞう】 |
【中:A yu wang shi li xiang】 |
晋・南北朝|彫刻・書画>阿育王石立像
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南朝・梁(太清5年/551年)
1995年四川省成都市西安路出土
砂岩
高さ48cm
四川省成都市文物考古研究所
裏側の造像銘に見える「育王」とは、阿育王とも呼ばれ、仏教を保護した古代インドのアショカ王(在位紀元前268~232年頃)のこと。中国では、中国各地に仏塔を建て仏教を広めたと伝えられ、信仰の対象となった。顔や衣服は仏とほは同じ造形であるが、すねを露わにした姿は歩き回って仏塔を建てたというアショ力王にふさわしい。同時期の北方で阿育王像はまだ確認されておらず、南朝の成都に限られて作られていたのかも知れない。当時は侯景の乱(549年)により江南の中央政府が混乱していた時期で、lL川地域では王族の蕭紀が侯景に対抗していた。そのため本来3年で終わった太清という年号を継続して用いている。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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