唐
1970年陝西省西安市南郊何家村出土
銀
高さ10cm、縦12cm
陝西歴史博物館
正面には蓮の花の上で尾を広げ、蓮枝を銜えて向かい合う二羽の孔雀が装飾されている。右側面には犬と戯れる男女の童が、左側面には向かい合鳳凰が、裏面には花鳥山水の風景が装飾されている。蓋と本体は蝶番で連結し、錠がついている。大量の金銀器や茶器の出土で知られる法門寺地下宮からは仏舎利を収めた同類の小箱が7つ出土しているが、何家村山iの銀箱は、宝物や化粧道具入れとして使用されたのであろう。出所：「世界四大文明・中国文明展」

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