考古用語辞典 A-Words

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鍍金草花紋銀碗 2007.07.27更新

鍍金草花紋銀碗

【和:ときんそうかもんぎんわん
【中:Du jin cao hua wen yin wan
隋・唐・五代|金・玉器>鍍金草花紋銀碗


1970年陝西省西安市南郊何家村出土

口径10.3cm、高さ3.2cm、重さ130g
陝西歴史博物館
碗の口は広く、腹部は鼓状にふくらむ。銀製の碗には全メッキによる様々な装飾が施されている。碗の円底には大輪の花が、内側には大葉をつけた植物が、外側には蔓草鸚鵡・おしどりなどの鳥が装飾されている。ササン朝ペルシアやソグディアナの金銀器を模倣しながら、唐の金銀器製造技術が高度な水準に達にいたことがうかがえる。漆の食器が愛用された漢代と違い、唐ではイス・テーブルに金銀の食器が使われた。何家村は上の金銀器は、豪華な器で飲食する唐の貴族生活の華やかさを今に伝えている。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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