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十ニ生肖金帯 2007.07.27更新

十ニ生肖金帯

【和:じゅうにせいしょうきんたい
【中:Shi er sheng xiao jin dai
隋・唐・五代|金・玉器>十ニ生肖金帯


1989年四川省広漢市樹林路出土

長さ157cm
四川省広漢市文物管理所
純金製のベルトで、留め具は金糸を巻いて作られている。常には十二支(中国では十二生肖といい、生まれ年を動物に象ったもの)を順番に配列した装飾と蔓草文が陰刻で施されている。十ニ生肖俑のように獣頭人身ではないが、12匹の動物はユーモラスに輪描かれている。留め具のあるベルトは北方遊牧民の影響を受けて、戦同時代から男性の服装に取り入れられ、唐代になると、黄金や玉製のベルトが作られるようになる。唐の男性は(時には女性も)丸首の袍衣の上に豪華なベルトを着装した。近隣の什邡県から、同様の十ニ生肖金帯が出土している。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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