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十二生肖陶俑 2007.07.28更新

十二生肖陶俑

【和:じゅうにせいしょうとうよう
【中:Shi er sheng xiao tao yong
隋・唐・五代|陶磁器>十二生肖陶俑


1955年西安市韓森寨出土
陶製
高さ36.5~42.5cm 
中国歴史博物館
十二支俑は人身獣首で、広袖の袍を着ている。動物の首は長く、頭部は人間的にデフォルメされている。出土時は12体の俑が北から順に東南西へ並べられ、子(オaずみ)と午(うま)が南北にくるよう墓内に配置されていた。この墓の被葬者は745(天宝4)年に没した雷氏の妻、宋氏である。十二支俑を理葬する習慣は隋代にはじまり、唐代では十二支の身体が人身で表されるようになり、壁画にも見られる。各方角に十二支俑を設置することで、邪気の進入を防ぐ役割を果たしていた。朝鮮半島の新羅や、奈良の那富山墓(聖武天皇太子墓)からも人頭獣高の十二支が出土している。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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