考古用語辞典 A-Words

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彩絵木胎女舞俑 2007.07.28更新

彩絵木胎女舞俑

【和:さいかいもくたいじょぶよう
【中:Cai hui mu tai nu wu yong
隋・唐・五代|彫刻・書画>彩絵木胎女舞俑

唐(永昌元年/688年頃)
1973年新殖ウイカレ自治区トルファン市アスターナ206号張雄夫婦墓出土

高さ29.5cm 
新彊ウイグル自治区博物館
女舞俑の頭と身体は木製で、腕は紙をよって作られている。衣服は錦で織られており、筒袖のシャツに、朱色のスカートを腰高に穿いて、ショールを掛けている。「Y型」に髪を結い上げ、額には「花鈿」と呼ばれる花形の飾りを貼り付けている。頬紅を濃く塗り、頬に「斜紅」を入れ、日の両脇に「妝靨」(えくほ)を描くのが、唐の女性のメイクの特徴である。こうした装いとスマートな身体は、初唐の美女の姿を象徴的に表している。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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