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石虚空蔵菩薩像 2007.07.28更新

石虚空蔵菩薩像"

【和:せきこくうぞうぼさつぞう
【中:Shi xu kong zang pu sa xiang
隋・唐・五代|彫刻・書画>石虚空蔵菩薩像


1959年陝西省西安市東郊唐安国寺遺址出土
白大理石
高さ75cm
陝西省西安市碑林博物館
菩薩の顔はふっくらとしており、左手に蓮茎を持ち、蓮華の高い台座に結跏趺坐し、頭を斜めに傾ける。虚空蔵菩薩は無量の智恵と福徳を持つ菩薩で、密教で取りあげられ信仰の対象となった。安国寺は唐代に長安の長楽坊(大明宮の南)にあり、睿宗が710年に皇帝に即く以前の邸宅で、唐室と密接な関係を有した長安を代表する大寺であった。その遺址から多数の密教系の仏像が発見され、唐中晩期の密教の流行を裏付ける。日本に密教を広めた空海は、唐の長安の青龍寺の恵果から密教を学んだ。当然、この菩薩像も彼の目に映っていたことだろう。この菩薩は、密教の衰退のきっかけになった晩唐・会昌(842〜845年)の廃仏で廃棄され、現代に至って発見されたものと考えられる。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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