考古用語辞典 A-Words

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石菩薩像 2007.07.28更新

石菩薩像"

【和:せきぼさつぞう
【中:Shi  pu sa xiang
隋・唐・五代|彫刻・書画>石菩薩像


1959年陝西省西安市火車站出土

残高さ110cm
陝西省西安市碑林博物館
条帛と左肩から斜めにまとった上半身は裸形に近く、胸飾を付けている。下半身には裳をつけ、腰衣を腹の前で結んでいる。衣には無数の襞が彫刻され、シルク品の柔らかさが巧みに表現されている。この菩薩像は、グプタ美術の影響を受けて、妖艶な姿で表されている。頭部,両手・両足膝下を欠損しているが、ふっくらと丸みをおびた胸部や細くひきしまった腰、ゆるやかにくねらせた姿態は、女性的なたおやかさを湛えている。その風格は「東方のヴィーナスJと呼ばれるのにふさわしい。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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