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銀薬盒(医療用注水器) 2007.07.31更新
前漢時代
1968年河北省満城県中山王劉勝墓(満城漢墓)出土
銀
高さ3.5cm 口径6.4cm 重さ186g
河北省博物院蔵
この薬盒には桃形の低い台脚があり、長いくちばしが口縁部から緩やかに伸びており、蓋と本体を環でつないでいる。研究結果によると、この薬箱は漢代の医療器具の一つであり、自力で口を開けることのできない患者に使われたものであるという。使用の方逆としては、患者の回を開け、くちばしを回の中に入れて液体の薬を食道に流し込むとされている。後世の漢方薬の医療器具にも似たようなものがある。出所:『中国の金銀ガラス展』
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