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鍍金團花銀唾孟(唾壺) 2007.07.31更新
【和:ときんだんかぎんだう(だこ)】 |
【中:Du jin tuan hua yin tuo yu】 |
隋・唐・五代|金銀・玉器>鍍金團花銀唾孟(唾壺)
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唐時代(9世紀)
1977年陝西省西安市東郊棗園村出土
銀・一部鍍金
高さ9.8cm 口径14.8cm 重さ389g
西安市文物園林局蔵
この唾壷は乾符六年(879)銘の銀鋌と共伴しており、晩唐のものであることがわかる。打ち伸ばして成形され、技術的にもきわめて高度で全体に光沢があり、つなぎ目を見つけるのがむずかしい。口部は4枚の花弁が対称に位置し、胴体の曲線も乱れがなく、現代のパンチプレスによる製品と同じくらい正確である。口部には8つの宝相華文、口縁に壥枝文と茶花がおのおの4つずつ配されている。□縁部には蓮弁文がめぐっている。胴部の外側にも4組の団花文がそれぞれ4枚の花弁の中心に位置するようになっている。文様部分はみな鍍金されている。西安地区で陶磁器の唾壷はしばしば見られるが、銀製のものはこの一点だけである。出所:『中国の金銀ガラス展』
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