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銀執壺(胡瓶) 2007.08.02更新
唐時代
1984年河北省寛城県大野峪村出土
銀
高さ36.5cm 口径6cm 重さ1680g
寛城県博物館蔵
この壷には文様が施されていない。執壷は古代中央アジアにおいて流行していた盛水器で、洗面や酒などの液体を入れるために用いられていた。後にシルクロードを経て中国に伝えられたが、中央アジア的な風格がはっきりしているために「胡瓶」とよばれていた。1975年に内蒙古自治区敖漢旗李営官子で把手に胡人の頭像を飾ったササン朝ペルシャの製品と考えられる胡瓶が出土した。この胡瓶は、内蒙古出土品ときわめてよく似ているが、把手が欠けていること、胴部が一回り小さく断面が円形であることが相違点である。出所:『中国の金銀ガラス展』
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