考古用語辞典 A-Words

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玻璃龜形器(突起付環) 2007.08.04更新

玻璃龜形器(突起付環)

【和:がらすかめけいき

【中:Bo li gui xing qi

秦・漢・三国|石器・ガラス>玻璃龜形器(突起付環)

前漢時代
1985年広西壮族自治区合浦県文昌塔号1漢墓出土
ガラス
長さ5.5cm 幅3.5cm 厚さ0.95cm
広西壮族自治区博物館蔵
淡青緑色、透明、細かい氷がひびわれたような文様が一面にある。全体は楕円形で、中心部に楕円形の穴があいており、中央部は比較的厚く、周縁部になるほどだんだん薄くなっている。楕円形の周縁部に三叉形の突起が6つある。ちょうど亀の4本の足と頭、尾に似ている。鋳造によるもので、分析によるとその成分中カリウムがかなり多く含まれ、出土地附近で作られたものであると思われる。出所:『中国の金銀ガラス展』

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