商晩～西周時代 前14～8世紀
2001年成都市金沙遺跡出土
玉製
全長42.3cm、幅4.3～9.2cm、厚さ0.36～0.55cm、重さ332ｇ
成都市文物考古研究所蔵
金沙遺跡から出土する多数の玉器のなかでも、非常に良い玉材を用いて作られた精緻な玉璋。弧状の先端部をさらに研ぎ出して刃部としている。刀にたとえると鍔（つば）にあたる部分（蘭部）は、複雑な突起状の装飾と平行陰線で飾られている。これとよく似た夕イブの玉璋は、三星堆遺跡や二里頭遺跡、さらにはベトナム北部に位置するフングエン遣跡、ソムレン遺跡などからも出土しており、それらの遺跡と金沙遺跡との関係性が注目される。出所：「よみがえる四川文明」

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