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種子(楊梅の種) 2007.08.09更新

種子(楊梅の種)

【和:しゅし
【中:Zhong zi
春秋戦国|陶磁器>種子(楊梅の種)

戦国時代 前5〜3世紀
2000年成都市商業街船棺遺跡1号棺出土
成都市文物考古研究所蔵
1号船棺から発見された陶罐のような貯蔵器の中に収められていた。種の種類については、楊梅(ヤマモモ)の種子である可能性が高い。果肉の部分はすでに腐食し、種子だけが残された。楊梅は中国南方に分布する植物で、高さ10mほどの樹木に丸くて赤い実をつける。中国では古来より漢方薬としても重用されていた。また漢〜晋代の南方では、墓に楊梅を埋葬する風習があったようだ。湖南省長沙の馬王堆漢墓からは楊梅が詰まった陶罐が、また広西省羅泊湾漢墓と江西省南昌の西晋墓からは保存状態の良い楊梅が出土している。一号船棺からは穀物、獣骨なども出土しており、埋葬時に死者に供えたのだろう。楊梅を供える長江流域の文化的共通点や、古代の植生を考える上で興味深い品である。出所:「よみがえる四川文明」

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