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石青色小朝靴 2007年08月16日(木)更新

石青色小朝靴

【和:せきせいしょくしょうちょうか
【中:Shi qing se xiao chao xue
明・清|絹・衣類>石青色小朝靴

清(同治期)
同治帝(幼少時)が朝服の着用時に履いた石青色の繻子地の靴
衣服類
高21cm、長15.5cm、口幅14cm
北京故宮博物館蔵
この朝靴とは,清朝の同治帝が幼少時の即位の際に履きました。清朝の歴史上とでは, 順治・康熙・同治・光緒・宣統帝はすべて幼年期に帝位を継承しました。この小朝靴は石青色の襦子地で作られています。作りは精巧で,飾り気がなく上品です。同治帝は,六歳の時に即位の大典をおこないましたが,慈禧皇太后〔同治帝の生母・西太后〕は,皇帝が幼年であることを利用して皇権を奪い取る, といった人の心を揺さぶる政治闘争を展開しました。このことを,「垂簾聴政」と言います。出所:『紫禁城の后妃と宮廷芸術』

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