清（光緒期)
清朝の后妃が履いた元宝底の靴
衣服類
高11.5cm、長21.5cm
北京故宮博物館蔵
この靴は， 后妃が履く靴との一種です。靴底の形は，「元宝」と呼ばれる古代の通貨の形に似ているため，元宝底靴と呼ばれています。靴の表面は宝藍色の緞子地で，彩色絹糸で霊芝と水仙などの図案が刺繍されています。これは，霊芝が長寿をかなえる食物といわれ，"霊仙祝寿″の文様とされています。靴底のまわりには，様々な料石が飾られています。出所：『紫禁城の后妃と宮廷芸術』

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