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鈿子(皇后用真珠頭飾り) 2007年08月22日(水)更新

鈿子(皇后用真珠頭飾り)

【和:でんす
【中:Dian zi
明・清|絹・衣類>鈿子(皇后用真珠頭飾り)

清人
清(同治期)
高19cm,幅31cm
北京故宮博物館蔵
鈿子は清朝の后妃が着用した頭飾りです。藤蔓あるいは鉄の針金で編み上げた骨組に青い絹糸を巻きつけ,項部と周囲には点翠(翡翠色の七宝装飾〕の花卉や玉石などの装飾を施します。
この鈿子は点翠玉石の地に鳳凰を飾り,真珠の旒〔冠の前後に流れるように垂らした玉飾り〕を垂らしています。清朝の皇后が用いた鈿子の中では比較的格が高く,儀礼用のものでした。またここで多用される盤長は一本の紐を菱形に成形した文様で,始まりも終わりもないので永久を象徴する吉祥文として,貴践を問わず,様々な染織品や調度類に広く用いられました。文様の構成も玉石類の取り合せも華やかな鈿子です。出所:『紫禁城の后妃と宮廷芸術』

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