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宝石嵌装蝶花蝙蝠簪 2007年08月23日(木)更新
【和:ほうせきがんそうちょうかうんぷくかんざし】 |
【中:Bao shi qian zhuang die hua bian fu zan】 |
明・清|金銀・玉器>宝石嵌装蝶花蝙蝠簪
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清時代
長21cm,幅3.5cm
北京故宮博物館蔵
簪の下半部は金地のまま装飾が施されていません。上半部は翡翠やトルマリン,真珠などの象嵌を組んで蝴蝶や花,蝙蝠などを形取っており,精緻な造りです。
清朝の女性の箸は材質が多様化し,しばしば金,銀,玉などを地として各種の玉石を象嵌しました。この簪は清朝の宮廷の后妃が常時身に着けた実用的な髪飾りであり,装飾の蝙蝠は蝠〔fu〕の音が福〔fu)に通じ,幸福を意味するので,蝙蝠が飛来する姿は"進福″〔福が舞い込む)の象徴となります。また蝴蝶はそのものの色彩が美しいうえ,つねに花から花へと飛び回り,まことに優美な題材と言えます。出所:『紫禁城の后妃と宮廷芸術』
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