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剣形玉器(三星堆遺跡) 2007年08月31日(金)更新
三星堆遺跡出土
玉
長33.9cm
三星堆博物館
武器としての剣の登場が黄河流域では比較的新しくて、少なくとも段時代にはこれはあまり知られていなかった。この剣も春秋戦国時代に知られる剣とは形が大きく異なり、「巴式剣(J巴とは四川東部から湖北西部にかけて夏、段、周時代を通して存在し続けていた山岳民族だった)と呼ばれ、手で柄を握って格闘するのではなくて、投げるために、いわば、「投げ槍」のような使われ方をする。このようなユニークな剣の発見は三星堆文化時代に四川東部に勢力を誇った巴民族の存在を連想させずにはいられない。出所:『三星堆』
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