考古用語辞典 A-Words

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鉞形玉器(三星堆遺跡) 2007年09月01日(土)更新

鉞形玉器(三星堆遺跡)

【和:えつけいぎょくき
【中:Yue xing yu qi
殷・周時代>三星堆遺跡|金銀・玉器>鉞形玉器(三星堆遺跡)

三星堆遺跡出土

長12.5cm 幅6.7cm
三星堆博物館
これはペンダントの類であることは間違いないが、斧形の武器である「鉞」というより、魚により近い形をしているように見えるので、「魚形玉佩」と呼びたい。三星堆文化では、河鵜を大事にしていたところから、蛋白質の補給源である魚が極めて重要な存在だったと考えられている。実際に黄金の杖にも魚が刻まれているほど、魚に対する愛清が深かった。このため、王侯貴族が身につける装身具として、魚の形をしたペンダントがあってもおかしくないであろう。出所:『三星堆』

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