三星堆遺跡出土
陶器
高46.0cm　皿径18.0cm　底径16.8cm
三星堆博物館
豆とは食物の豆のことではなくて食器を指し、実物をみてもわかるように、文字は器の形をよく象っている。日本で高杯といえば、供献器を連想させるが、三星堆文化の場合は日常生活に実用されていたとも見られている。同じ「豆」といっても、柄の長さがまちまちで、作りも必ずしも統一していなかった。出土の絶対数をみれば、土器の中で決して突出した存在ではないが、特殊な用途があるために、一定の量が維持されるように作られていたような感じがする。出所：『三星堆』

関連情報