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金のボタン飾 2007年09月04日(火)更新
【和:きんのぼたんかざり】 |
【中:Jin niu kou shi】 |
春秋戦国>金銀・玉器>金のボタシ飾
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戦国時代
金
直径2.7cm、高0.8cm、重26g
1968年寧夏回族自治区固原県戦国墓収集
寧夏固原博物館蔵
半円球状。表面に二組の虎が鹿をかむ浮き彫りを鋳こんである。虎は両眼を丸く見開き、口を裂けるほどあけ、歯をむき出している。鹿の頸は虎に咬まれ、体を縮めている。造形全体が生き生きとして、虎の凶暴さと鹿の恐れおののく姿が浮き上がるように表現されている。この金帯飾は金の純度が高く、精巧で美しく、直径がわずか2.7cmの金の円盤の上に、二組の動物の図案を合理的に配置しており、戦国の工人の絶妙な構想とずばぬけた冶金技術が余すところなく表現されている。出所:『敦煌・西夏王国展』図録
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