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西夏文『音同』字典 2007年09月12日(水)更新
【和:せいかぶんおんどじてん】 |
【中:Xi xia wen tong yin zi dian】 |
宋・遼・金・元>彫刻・書画>西夏文『音同』字典
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西夏
横35.5cm、縦13.5cm、文面幅30.5cm
1983年内蒙古自治区額済納旗黒城出土
内蒙古文物考古研究所蔵
西夏文字の字典『音同』は声母(漢字の字音の頭に来る子音)によって分類された字典で、全部で六千余字収められている。声母は重唇音、軽唇音、舌頭昔、舌上音、牙音、歯頭音、正歯音、喉音、来日舌歯音等の9種類に大別されている。1909年に黒城で出土した数種の異なった版本は、いずれも欠けていて完全でない。今回新しく発見された各々独立した紙幅の残欠25枚は、それぞれ2種の版本に属する。これを過去に出土した版本とつき合わせて調べ、復原することが可能で、西夏の言語や文字を研究する上での鍵となる重要な資料の一つである。出所:『敦煌・西夏王国展』図録
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