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竹彫庭園人物図 2007年09月13日(木)更新
【和:ちくちょうていえんじんぶつず】 |
【中:Zhu diao ting yuan ren wu tu】 |
宋・遼・金・元>彫刻・書画>竹彫庭園人物図
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西夏
横7.2cm、縦2.6cm、厚0.2cm
1974年寧夏回族自治区銀川市内夏陵区八号陵出土
寧夏博物館蔵
図案全体が建物、人物、松の木、庭園等のいくつかの部分から構成され、建物によって他を際立たせている。屋外にいる2人は顔立ちがふくよかで、頭に頭巾をかぶり、身には袷の袍をまとい、右を下にして襟を合わせ、腰に帯を締めている。 1人はうずくまって何か動作をしており、 もう1人は体を横向きにして立ち、やや腰を曲げている。建物の窓には斜めの四角の格子文様と螺旋巻雲文が施される。壁は米格子文である。造形が精巧で、配置に趣がある。鑿さばきが熟達して、つくりが良い。中国でこれまで発見された竹彫の中で時代が最も古く、芸術的水準の高い優品である。出所:『敦煌・西夏王国展』図録
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