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金杯托 2007年09月13日(木)更新
西夏
金
通高5cm、最大直径12.8cm、重221g
1966年内蒙古自治区臨河県高油房出土
内蒙古文物考古研究所蔵
すべて黄金を用い、打出しの技法でつくられている。杯、托盤、圏足の三つの部分に分けることができる。それぞれ蓮弁の形をなし器全体があたかも満開の蓮の花のようである。杯は10枚の蓮の花弁のようであるが、口縁は平らに整えられ、丸く、先のとがった花びらの形にこだわらない。口縁の下の外側には、唐草文様が一周表わされている。托盤は10枚の蓮の複弁の蓮華文が彫られ、広い外縁を花弁の形につくり、唐草が彫られている。ラッパ状の圏足も、10枚の達弁を象り、外縁には唐草の葉の文様が一周している。托盤は中空出土したとき、托盤の1枚の蓮弁が少々破損していた。出所:『敦煌・西夏王国展』図録
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