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西夏男子供養者図(壁画模本) 2007年09月16日(日)更新

西夏男子供養者図(壁画模本)

【和:せいかだんしくようしゃず
【中:Xi xia nan zi gong yang zhe tu
宋・遼・金・元>彫刻・書画>西夏男子供養者図(壁画模本)

西夏
縦92cm、横115cm
甘粛省安西県楡林窟第29窟
敦煌研究院蔵
霍熙亮模写
画面には武官像が3体、武官子弟像(後から紙を貼って像を加えている)1体、侍従像3体、全部で7体の像を描く。第1、第2の2体の武官像は頭に雲鏤冠をいただき、冠の後ろには冠帯を垂らし、身には丸襟、狭い袖でぴったり体に合った袍(長衣)を着、腰の左右両側には護髀をぐるっとまき、腰の護髀の上に革帯を締め、下には広幅の大きな布帯を締めて腹の前でひっぱって結び、下に垂れた部分は上衣の裾と同じ長さになっている。袍の下から、内側に着ているひだの多い裙がのぞいており、足には乗馬靴をはいている。第3の像の冠は両側に雲鏤の飾りがなく(官位がやや低いことを表わしている)、腰の両側
の護髀もなく、腰に大きな帯も締めていない。その外は前の2体と同じである。第2体と第3体との間の下の部分は、紙を貼って描いた子弟像で、髠髪(頭の頂きを剃り落としていてその周囲には髪を蓄える)にして冠はかぶらず、衣服の形は前述の3体と同じ。画面の後方の侍従は青少年の姿で、いちばん年上の者は頭を黒い布で包み、英雄結びにして、年の比較的若い少年像は髠髪にしている。その着ている服は、 1人は丸襟の狭い袖の、体にぴったり合った袍、 もう1人は中袖の短い単衣に、ぴったりしたズボン、足には麻の短靴をはいている。別の1人も丸襟の狭い袖の短い単衣(缺骻衫)で、腰に帯を結び、足をすねあてで包み、麻の短靴をはいている。その衣冠報飾と髪型のきまりは、史籍の記載と大体において一致している。人物の背丈は高く、丸顔でふくよかな頬、眉は太く短く、目は細くて小さい。形体の描写は比較的写実的である。総じて、画像は、人物の造形あるいは衣冠服飾、髪型を問わずすべて一風変わった特色を具え、鮮明かつ濃厚な民族の風格を期している。出所:『敦煌・西夏王国展』図録

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