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経咒(2点) 2007年09月19日(水)更新
西夏
縦19cm、横6.5cm、縦23cm、横1~1.5cm
1984年内蒙古自治区額済納旗黒城出土
内蒙古文物考古研究所蔵
擦擦の中から出てきた経咒である。塔形「擦擦」の中に、経咒がしばしば内蔵されている。白の棉紙か竹紙に筆で書にヽたり印刷したもので、巻いて小さく丸めて粘土の中に埋めこんである。三つの塔の塔基から出土した「擦擦」は、大部分に経咒が含まれており漢文仏典の残欠と、西夏文の陀羅尼咒の2種類がある。これらの西夏文字はいずれも手書きの草書体で、 きわめて稀な西夏文字の研究資料である。咒語はのびやかな筆づかいで、字体が簡潔であり、一種の書道芸術ともいたよう。出所:『敦煌・西夏王国展』図録
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