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彩陶甕 2007年09月30日(日)更新

彩陶甕

【和:さいとうかめ
【中:Cai tao weng
新石器時代|陶磁器>彩陶甕

新石器時代・紅山文化・前4000~3000年頃
1992年遠寧省建平県牛河梁第2地点4号塚5を墓出土
土製、彩色
高41cm、口径12.6cm、底径11.6cm
遼寧省文物考古研究所蔵
 蓋を伴う甕である。赤褐色の地に黒の帯で渦巻を基本とした紋様を描いている。
この土器は、男性を葬った墓から発見された。副葬品はこの土器だけであった。紅山文化では、1つの墓に玉器と土器の両方を副葬した例はない。おそらく被葬者の社会的役割を反映しているのであろう。紅山文化の遺跡からはしばしば彩陶が出土するが、本作品のように大型で、紋様が鮮やかなものは珍しい。出所:「中国国宝展」

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