考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

冠形玉器2 2007年10月01日(月)更新

冠形玉器2

【和:かんむりぎょっき
【中:Guan xing yu qi
新石器時代|金銀・玉器>冠形玉器2

新石器時代・良渚文化・前3500~2500年頃
1987年浙江省余杭県瑤山1号墓出土

高5.2cm、幅10.4cm、厚0.3cm
浙江省文物考古研究所蔵
 冠のような形をしていることからこの名がある。両者とも一段薄くなったところに孔が5つずつ穿たれている。なんらかの器物の先端に取り付けけられたものであろう。
この作品は、良港文化では珍しい透彫である。中央には丸い目をもち、口から牙が突き出した獣の顔を表わ丸この顔は、冠形玉器1に似ているが、鼻の表現が異なっている。顔の左右には、鳥の羽飾りを被った頭を1つずつ表わす。ともに中央の獣の顔の方を向いている。目を表わす二重の円の外側に左右に短い線が付いている。出所:「中国国宝展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.