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尊(包山2号墓) 2007年10月12日(金)更新
青銅、金銀象嵌
高17.5cm、口径24.8cm
1987年湖北省荊門市包山2号墓出土
戦国時代・前4世紀
湖北省博物館蔵
包山2号墓からは、同じ尊が2点発見されている。蓋、器壁ともに、複雑に絡み合った龍の紋様を金と銀の象嵌で表わしている。内面には朱漆が塗られており、発見された時、なかに鶏の骨が入っていた。この器形の青銅器は、楚国の領域からしばしば出土する。後の漢代には酒を入れるための温酒尊と呼ばれる器が知られているが、この器形はその原型であり、楚文化から前漢の文化に取り入れられたものの1つと考えることができよう。 出所:「中国国宝展」
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