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絲縷玉衣・握玉・足玉 2007年10月14日(日)更新

絲縷玉衣・握玉・足玉

【和:しるぎょくい・あくぎょく・そくぎょく
【中:Si lu yu yi・wo yu・zu yu
秦・漢・三国|金銀・玉器|絹・衣類>絲縷玉衣・握玉・足玉

1式(絲縷玉衣1式、握玉2個、足玉1個)
玉、絹
長173cm
1983年、広東省広州市南越王墓出土
前漢時代・前2世紀
西漢南越王墓博物館蔵
 南越王の遺体を包んだ玉衣は2291片の玉片を、絹糸と絹のリボンで綴り合わせたものである。満城漢墓の玉衣が、隙間なく全身を覆うようにできているのに対し、本作品では靴が独立しており、上着も衽を重ねる方式で、通常の衣服に近い設計となっている。発見された時、絹は腐って玉片がばらばらになっていたが、丸3年の注意深い作業によって、本来の形に復元することができた。現在見られる赤色の鮮やかな絹は、すべて補修にるものである。
400年あまり続いた漢時代を通じ、全身を覆う玉衣は本作品を含め数例しかない。南越王の力を誇示する作品といえる。とはいえ、満城漢墓の金縷玉衣と較べると、やや見劣りがする。黄金の代わりに絹を用いている点はもちろんであるが、玉の質と細工も到底及ばない。青山色半透明の玉片はごく一部にすぎず、大部分は黄褐色や黄白色に風化した不透明な玉である。玉片の配置は左右対称でなく、有り合わせの玉片を適宜使用したように見える部分もある。紋様の刻まれた古い玉を再利用した玉片も、少なからず用いられている。
 遺体は、玉衣のほかにも、多くの玉製品を身に着けていた。今回は、両手に握っていた握玉と、両足が開かないように紐で縛りつけるのに用いたと思われる足玉も合わせて展示する。 出所:「中国国宝展」

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