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如来頭部 2007年10月16日(火)更新

如来頭部

【和:にょらいとうぶ
【中:Ru lai tou bu
晋・南北朝|石器・ガラス>如来頭部

砂石
高35cm
1954年四川省成都市万仏寺址出土
梁・6世紀
四川省博物館蔵
 豊かな髭をたくわえた異国風の顔立ちは、ガンダーラ仏を思わせる。しかし、螺髪(仏の三十二相の1つ。右巻きにカールする頭髪)を単なる突起とし、肉髻(仏の三十二相の1つ。頭頂に髻のように突出した肉魂)部では旋毛とすること、もみあげを顔の前方向へカールさせていることなど、細部では本来のガンダーラ仏と異なる点もみられる。四川省成都市西安路でこれとよく似た様式の如来立像が発見された。像背面に、「太清五年」(551・ただし大清は3年までしかなく、実際は天正元年)、「育王像」の銘があり、阿育王(インド・マウリヤ朝の第3代王。在位前268〜前232頃。インドを統一し仏教を厚く保護した)の像として制作されたことが知られる。この頭部も西安路出土の阿育王像と同じ6世紀中頃の制作とみてよいだろう。 出所:「中国国宝展」

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