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人面飾瓶 2007年10月25日(木)更新

人面飾瓶

【和:じんめんかざりへい
【中:Ren mian shi ping
隋・唐・五代|青銅器>人面飾瓶

青銅
高29.5cm
1985年陝西省西安市臨潼区慶山寺出土
唐時代・8世紀
臨潼博物館蔵
 慶山寺塔下の地宮(地下室)の主空から発見された埋納品の1つである。慶山寺は、隋のころの創建になる古刹で、唐の開元29年(741)に再建され、その折に舎利を納置するための地宮も新たに造営され、近年、その遺跡から130件近くの埋納品が出土した。
この作品は、いわゆる胡瓶の類で、ラッパ形に開いた口の下に、裾広がりの長い首が伸び、6つの人面がかたどられた胴へと続き、底には、下端にかけて広がった高台が接合される。S字状の美しいカーブを描く把手は面取りされ、その上に、パルメットが表わされている。口の形態からすると、当初は蓋が備わっていたようである。胡瓶とは、中国からみて西方に源を発する瓶のことで、長い首と把手や高台を備え、口や蓋が烏頭形にかたどられるものが多く、酒入れなどに用いられたと考えられる。
人面を並べた意匠は非常に奇抜で、これまでのところ中国では類をみず、素材の質感や技法などを合わせてみると、西方の地域で作られた可能性が高い。 出所:「中国国宝展」

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